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しんくさん(30代)

千葉県→気仙沼市(Iターン)

気仙沼大学運営協議会(地域おこし協力隊)

千葉県出身(Iターン)

情熱×ブレイクダンスで子供の居場所をつくる

ブレイクダンスを始めたのは、高校生の時に学校で馴染めなかったことにあって。

当時、自己表現が苦手で、そんな自分を変えたいと思っていた時にブレイクダンスに出会って、大学生の時に始めました。こんなに続いているのはダンスだけ。初めて自分からやりたいことを主張したのもブレイクダンスが初めて。自分にとって心の支えなんです。

 

気仙沼では自分と同じように行き詰まった子供たちにチャレンジする楽しさを伝えたいと思っています。

初めてダンスレッスンをやったのが気仙沼で、自分にとって初めての経験でした。その初めてをくれたのは気仙沼。だから、気仙沼の子供に恩返ししたいと思っています。

気仙沼の小学生に、チャレンジを楽しむことの楽しさを伝えたい。

人口減少が進むと、小学校から高校までメンバーが一緒ととかそういう閉じられた環境になってしまう。学校が合わないとすごく辛くなっちゃう。だからこそ、自分にとって楽しいと思うものを持って欲しい。その一つがブレイクダンスになると嬉しいなと思っています。

 

今年、気仙沼でグループ展をやったんです。

今大人が気仙沼で創作活動をしてても仲間があまりいなくて楽しくないという声を聞いて、グループ展を通して創作する人たちの繋がりを作ったらどうかなと思ったんです。

ゆくゆくは、そんなクリエイター同士の結びつきが子供達に還元されるようなことをしたい。気仙沼でいろんな表現活動をしている人が、自分のように子供達へのアプローチを考える人が増えるといいですね。そうすると、ブレイクダンス以外にも選択肢が増えて、子供たちにいろんな居場所が増えるから。

 

気仙沼でブレイクダンスのイベントを開催してみたけど、なかなか集まらなくて。これからは公民館とか自分からいろんなところに足を運んで開催して、ブレイクダンスの体験を子供達にしてもらいたいですね。

参加してくれた子供達は、男女問わず食いつきが良くて、もっと難しい技をやりたいという声とか、ブレイクダンスをやるために毎日筋トレしてます!という声を聞けたのは嬉しかったです。子供は、表情が変化する瞬間があって、教えててできた時の目の輝きがわかると嬉しい。

子供たちの声を聞きながら自分のやりたいことが決まっていく感じですね。

 

気仙沼に移住してきて、応援してくれる仲間が増えました。

今まではダンスという分野に絞ってたけど、グループ展をやってみて新たな仲間が増えました。

自分が歩み寄ってなかったということもあって、「協力したかったけど必要としてないと思われてた」ということに気づいた。ずっと仲間がいないと思ってて、自分のダンスとまちの課題を結びつけないと…!と思ってたけど、もっと素直に自分を出した方が良いと気づいて。そこから仲間が増えた感じですね。

 

自分のやりたいや自分の好きがあるなら、飛び込んだらいいと思う。

スキルは確かに大事だけど、最終的に仲間が増えるというのは思いとかこだわりとかが大事だと思う。

やってみたいことがあるなら、飛び込んで、あとはその後考えればいい!

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