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なおとさん(40代)

埼玉県→東松島市(Iターン)

農業・漁業・環境保全

情熱×島暮らし、ゆたかに

2011年4月に東日本大震災のボランティアをきっかけに初めて東松島市に出会いました。

何度も通ううちに地元の人たちのあたたかさに触れ東松島市での生活を意識するようになりました。

 

東松島市でせっかく生活するのなら、この町の産業に携わりたい!と

漁業と農業に挑戦する覚悟を決め、ボランティア活動仲間から紹介してもらった師匠と出会います。

埼玉暮らしのときは運送業に携わっていました。

休みを利用して月1回は車で通い、定置網漁の船に乗せてもらう生活を約1年間続けました。悪天候で船が出られない、と連絡をもらったときでも行きました。地元の方に認めてもらいたかったのです。

そして2016年東松島市地域おこし協力隊の第一号として受け入れてもらいました。漁業は定置網漁、農業は稲作、大豆、麦などを習得していきました。仕事を覚えることはもちろんですが、それ以上に地域の人に覚えてもらおうと積極的に挨拶に回ったり、コミュニティの会合に顔を出しては時によそ者目線からの意見を出したりしました。任期中は、とにかく協力隊第一号としての任務を全うせねばという良いプレッシャーを背負って活動しました。退任を迎えたときにはドッと安堵したことを覚えています。(笑)

 

おかげさまで任期3年間で島(宮戸島)の人にはずいぶん顔を覚えてもらい、漁船を譲り受けたり、なにかと助けてもらっています。退任後は、そのまま農業と漁業を継続しながら一般社団法人奥松島環境保全と観光の会を立ち上げました。地域の環境保全として、荒地の整備、ビーチクリーン活動の窓口、公園管理や宮戸島の観光振興として遊漁船を出したりしています。

 

漁業では磯遊び好きが高じてナマコ突き漁が得意かも!と感じています。極寒の中ではありますが、箱眼鏡で透き通った海底をのぞきナマコを見つけてうまく獲れると汗ばむくらい熱中してしまいます。定置網漁はトゲのある魚も多く、網上げのときに気づいたら膝から大量の出血、数針縫う大けがをしたこともありました。

 

農業では、そばアレルギーなのですが、なんとそばの栽培をするというみなさんの助けを借りながらリスキーな挑戦をしています。移住して6年目を迎えますが、栽培するものや獲れる魚で季節を感じることができることに幸せを感じます。気づいたら食卓に並ぶもの(ごはん、魚、野菜)がほぼ宮戸島産のことも!

 

望んで来た地方生活。それでも、ときに気持ちが疲れてしまうこともあります。そんなときは自分の船で海の散歩をします。埼玉にいた頃とは想像できない大自然の中でのリフレッシュ。

 

都心でサラリーマンをしていたころの収入より減りますが、ここでは食べていくことができ心豊かに過ごせる毎日に幸せを感じます。今後は新たな移住者のためにも力になりたいと思っています!