きみこさん(30代)

東京→石巻市(Uターン)

  →大崎市(結婚を機にIターン)

 

主婦・アーティスト

イラスト鳥

情熱×三人の娘の子育て中・ママアーティスト

何かを決める時、今自分が死んでしまったら何を一番後悔するだろうって考えるんです。今しかできないことをしたい。こう考えるようになったのはやっぱり震災があったのが大きくて。今の優先順位は一番が子ども。手のかけられるうちはこの子たちにいっぱい手をかけてあげたいって思うんです。

出身は宮城県石巻市。若い頃からずっと絵を描いています。24歳の時に絵を学ぶために上京して、30歳まで東京に住んでいました。絵を学びながら仕事もしていたんだけど、これがもう大変で。見た目にもやつれてきちゃったところに一緒に面白い事しない?って地元の人が声をかけてくれたのが石巻に戻るきっかけ。結婚して大崎市に移住して、ここで描いた絵を石巻に持っていくことで新しい交流も生まれて、石巻から大崎に来てくれる人が増えたんです。夫は大崎をもっとよくしたいって気持ちが人一倍強いから、いい流れだよねって話しています。

子育てをしながらこういうものがあったらいいな、どうやって形にしようかなと考えることが多いですね。今は自分の子どもを描いたイラストのグッズをネットで販売できないかなって考えています。この前、イベント用に作ってみたんですけど、けっこう評判が良かったんです。自分の子供のも作ってって声もあって。

 

依頼されて作品を作る時、その人の気持ちにいかに寄り添えるかというところを大切にしているので、より深いやり取りが必要になるんですよね。今はなかなか難しいんですけど、子育てが落ち着いたらすぐにでも動けるようにって考えています。

子どもが大きくなった時にアートや音楽がもっと身近なものになってるといいなって思っていて。例えば個人のギャラリーに行くのって敷居がすごく高く感じませんか?東京だとふらっと入って一回りして出ていくって普通なんですよ。そういう風にハードルを下げたい。敷居が高くあるべきものじゃないと思うんです。どうしたらもっと気軽に芸術に触れることができる環境を作れるか、これが私たち夫婦の今後の課題かな。